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火災多発期 電気火災に要注意!

2025.02.07
  • 防災コラム

昨年、消防庁よりリチウムイオン蓄電池からの出火の増加に対して、注意喚起がなされました。
年明けからも全国的に電気関連火災が多く発生しています。

リチウムイオン電池が搭載されている製品の中で出火が多いのは、モバイルバッテリー、スマート
フォン、電動アシスト付自転車、掃除機等です。
バッテリーは充電中に発生することが多いのですが、非充電中でも出火しています。例えば、
分解した、衝撃を与えた、熱がこもりやすい鞄に入れていた等が出火原因になっています。

他にも電気関連火災が発生する原因としては、
コードを家具等の下敷きにしたり、たこ足配線、コードを束ねることで負荷がかかることにより、
コード火災が発生する場合があります。
また、コンセントを挿したままのプラグに溜まったほこりが出火を誘発するトラッキング現象
あります。

「火災多発期」と言われる12月から3月は、
電気ストーブ火災による死者が急増します。
ストーブ周りには燃えやすい物を置かない、干さない、就寝時は電源を切ることが重要です。

住宅用火災警報器は定期的に作動点検をして、設置から10年を目安に本体を交換しましょう。
また、住宅にも消火器を備えておくおくことをおススメします。