新着情報
News
山火事

2025.03.07
- 防災コラム
今年1月、米国ロサンゼルスで発生した山火事の映像を見た際、現実に起きている事とは思えない
ほどのすさまじい勢いで燃え広がっていました。
高温・乾燥した気候条件に加え、強風など複合的要因が重なり、鎮圧まで24日かかったそうです。
日本においても、2月26日に岩手県大船渡市で山火事が発生。発生から1週間が経った時点で、
市の面積の8%が消失しました。延焼が続く中避難指示の範囲も拡大し、市民生活に大きな
影響が出ました。被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
日本では例年約1,300件の山火事が発生しており、約7割が冬から春にかけて集中しています。
乾燥、強風等の気象条件により、森林内の落ち葉や枯草が燃えやすい状態になっており、また
農作業に伴う野焼き、行楽でハイカーが入山する機会が増加することも要因となっています。
3月1日(土)から7日(金)まで、林野庁では
「令和7年全国山火事予防運動」が実施されました。
落雷など自然現象による山火事は稀で、原因の多くは人間の不注意とのことです。
私たちは改めて山火事の怖さと防火の重要性を認識しなくてはなりません。