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内水氾濫

2025.06.17
  • 防災コラム

梅雨の季節には、線状降水帯の発生による土砂災害や河川の増水、低地の浸水などのリスクが懸念されます。

大雨の際、雨水の排水が追い付かず、下水道や用水路、マンホール、小川などから水があふれ、住宅や道路へ浸水する現象を 「内水氾濫」(浸水害)と呼びます。
さらに雨が降り続き、河川の水位が上昇すると、堤防から水があふれたり、堤防が決壊して家屋が押し流されるなど、「外水氾濫」(洪水害)が発生する可能性があります。

近年、局地的な大雨の増加と都市化による田畑の減少に伴い、全国各地で「内水氾濫」が発生しています。
水深20cm程度でも、流れが速い場合は歩行が困難になります。特に夜間、足元が見えない状況では、側溝などに転落する危険性があります。
もし周囲で内水氾濫が発生し、避難が難しい場合自宅や近くの頑丈な建物の上層階へ移動する「垂直避難」*を実施しましょう。

「内水氾濫」に備えるために、まず居住エリアの「内水ハザードマップ」を確認し、浸水被害の目安や避難場所、避難経路を把握しておくことが重要です。
さらに、注意が必要な場所を知るためには、実際に避難経路を歩いて確認することも大切です。
また従来の土のうの機能を持ちながら、より軽くて扱いやすい止水板を備えておくことをおすすめします。

フロードガード簡易止水板
簡易型止水板

*「垂直避難」に関する過去のブログはこちら
 http://iwamotosyoukai.blog16.fc2.com/blog-entry-495.html

*「簡易型止水板」に関する過去のブログはこちら
 http://iwamotosyoukai.blog16.fc2.com/blog-entry-505.html